モリコ・モーリーのポケ盛りブログ

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SVにおけるドサイドン考察(1)ドサイドンとは?

初めに

 

初めまして

モーリーと言います

ポケモンSVからランクマッチ復活勢で

好きなポケモンサイホーン系統です。

そんなサイホーン系統の最終進化系ドサイドンというポケモンがどんなポケモン

ランクマ環境ではどんな感じなのかを私なりに考察し皆さんにドサイドンの善し悪しを伝えていこうかと思います。

1.ドサイドンというポケモン

 

まず初めにドサイドンのステータスを確認しましょう

 

ドサイドン

タイプ:地面、岩

相性

強い:電、炎、毒、飛、岩、無

弱い:水、草、氷、格、鋼、地

H:115A:140B:130C:55D:55S:40

特性:ハードロック/避雷針/すてみ(隠)

 

パッと見はハバタクカミの逆バージョンに近いですがあちらと違いタイプが壊滅的に弱く、

子供の頃誰もがイシツブテ脳死で水技、草技押したらあっさり死んでいくかの如くコイツも水技と草技であっさり死にます。

特性のハードロックは弱点技を3/4に抑えてくれる優秀な特性ですがこれを持ってしても4倍弱点は耐えきれないのが辛い....

その他の特性である避雷針は元々電気技が無効な関係上死に特性であり、

隠れ特性のすてみは強力な反動技である

もろはのずつきを覚えない為、

こちらも死に特性となっています。

つまり普通に使うにはどう足掻いてもハードロック一択になってしまうという事です。

しかし今回テラスタルというシステムはタイプが弱いドサイドンとの相性がとてもよく、耐性を変える事で今まで負けていたポケモン達に一矢報いる事が可能となりました。

しかも死に特性だった避雷針がテラスタルの恩恵により意味があるものとなったのも大きく 

水なら草のみ、飛行なら氷と岩だけと電気技に対する耐性を付けられるのも大きな強化である。

そんな新システムと相性のいいドサイドンがSV環境でどうなっているのかを考察していきます。

2.SV環境におけるドサイドン

まず結論から言いましょう。

全く使われていません笑

レギュレーションF最初のS14での使用率は99位でしたが、次のS15では2月末を境に使用率から姿が消え現在でも使用率は圏外のままです(S16考察時点)

なぜドサイドンが使われなくなったのかと言いますと

素のタイプが環境的に向かい風であり、テラスタルへの依存度が高い事が原因です。

 

私は先程テラスタルによってタイプ相性を変える事で相性不利なポケモンに一矢報いる事が可能と言いました。

それに関しては間違いありません。

ただ、逆に言えばテラスタルを切らないと使用率上位のポケモンと互角に戦えず、他のポケモンにテラスを切る事が難しくなります。

例えばカイリューと合わせてパーティーを組む場合、カイリューもどちらかというとテラスを切りたいポケモンなので同時選出してしまうとテラスタルの取り合いになってしまう事故が起きます。

しかも他のポケモンにテラスを切ってしまうとタイプが弱い上に遅いため、こだわり解除やクッションくらいしか仕事が出来ない事が多くなってしまいます。

現環境ではポケモン廃人の皆さんはご存知の通り

水ウーラオス、炎オーガポン、強くてかっこいいパオジアン、アカツキガチグマ等

ドサイドンの天敵が多くテラスがないとあっという間にひき肉にされ負けに直結してしまう可能性が大いにある為、

どうしても使いずらくなってしまうのも仕方がありません。

しかし使いこなすのが難しいだけで使えない訳ではありません。

ここからはドサイドンの強み、弱みを考察していきます。

3ドサイドンの強みと弱み

まず私が思うドサイドンの強みは

・対面性能が高い

・技範囲が広い

この2つにあると思います。

まず、対面性能の高さですがHABが高い為物理アタッカー相手になら一発耐えて大ダメージを与える事が可能であり、特性ハードロックのおかげで弱点を突かれても一発耐えて殴り返せるのが大きな強みと言えます。

(但し素のタイプだと水と草には勝てない)

特殊耐久の低さはとつげきチョッキで補う事で充分に相手可能です。

次に技範囲の広さですが

ドサイドンは岩、地面は勿論ですが

サブウェポンとして

格、炎、電気、氷、悪、鋼、虫、龍、霊、毒

とかなり多く、環境によって対応出来る相手に合わせて技を覚えさせる事が可能です。

 

そして弱みについてですが

・すばやさが遅い為基本上から殴られる

・物理受けで簡単に止まる

・特殊技のゴリ押しであっさりやられる

他にもあるとは思いますが目立った弱みは

この3つだと私は思いました。

まずドサイドンのSは40とかなり低く、現環境だとアカツキガチグマどころかディンルーにすら上を取られてしまいます。

その為、どうしても相手のポケモンの攻撃を受けてから動く事が多く試行回数が稼ぎにくい所があります。

2つ目にドサイドンは基本チョッキで運用することが多いため、バトンパ等のギミック構築でない限りは物理耐性が高いポケモンで簡単に止まります。

最後にドサイドンは確かにチョッキで特殊相手に殴り合うことは可能ですがメガネ持ちなど高火力の特殊アタッカーには結局ゴリ押しで負けてしまいます。

この様にドサイドンは強い相手にはとことん強く弱い相手にはとことん弱い尖った性能のポケモンである為使い所を見極めれば強いが簡単には使えない難しいポケモンです。

4.最後に

ここからドサイドンを構築に組み込む上でどういったところが大事なのかを考察していきたい所ですが、とても長くなるので今回はここで終了し次回以降は分割して皆さんに分かりやすく解説していればと思います。

 

それでは

お疲れ様でした(・ω・)ノシ